2012年1月7日土曜日

クロ・デュ・マルキで嫁さんのバースデーディナー

結婚して一年目、初めての嫁さんの誕生日です。
どこまで滞在できるかも分からなかったアメリカに着いて来てくれて、ずっと支えてくれている嫁さんに、感謝を伝える日ですね。
特別なワインを!と思ったのですが、財源を管理されているのはあちらなので、高価なワインは却下をされました。そこで、嫁さんが好きなクロ・デュ・マルキでバースデーディナーです。
ちなみにヴォギュエのミュジニーを飲みたいと言われていましたが、それは中々ですよ。


[Wine] Clos du Marquis 1996


レオヴィル・ラス・カーズのセカンド・ワインであるクロ・デュ・マルキ 1996です。
生まれて初めてのフランス料理のフルコースを食べに行ったときも、結婚前の嫁さんが選んだのがこのクロ・デュ・マルキだったので、色々思い出深いワインです。
エッジまで黒味がかったガーネットの色をしており、古酒のレンガ色のニュアンスはないです。
かすかな赤い果実と墨のようなアロマ、ほど良い熟成が感じられます。
うまみが凝縮していて、まろやかで滑らかなタンニン。アフターは10秒ぐらいでしょうか。
しかし、抜栓から2時間後、急に開いて果実味が溢れ出しました。
セカンド・ワインのはずなのですが、ここまですごいとは。 
$65(=5200円)とそれなりにしますが、本当にお勧めのワインです。


[Dish1] ステーキ
今までの料理は、全て嫁さんが作ってくれていたのですが、今回は誕生日。
自分が作らせて頂きました。
レシピは、ニューヨークの有名なステーキ店のシェフから伝聞です。
「両面に塩、胡椒をした後に、オーブン対応のフライパンを使い、強火で肉の6側面を全部焼き、肉汁を閉じ込めます。その後、無塩バターを適量肉に乗っけて、そのままオーブンに突っ込みます。350Fにしたオーブンでおよそ7分間。」
そこらのレストランを遥かに凌駕した味です。
ちょっと落ち着いたクロ・デュ・マルキには強かったですが、相性は良かったです。

[Dish2] じゃがいもの粒マスタードグラタン
薄くスライスしたじゃがいもを使ったグラタンですね。
シンプルな味ながら、生クリームの柔らかさと、マスタードの風味が調和している料理です。
じゃがいもは時よりポクポクして水分を奪うイメージなのですが、これは薄くスライスされている上に、ソースが各層に染み込んでいるので、とても食べ易くて美味しいです。
あまり主張し過ぎず、ワインと良い相性でした。
ちなみに、自分の能力では一品が限界だったので、他は全て祝われるはずの嫁さんがサポートとして作ってくれました。結局は働かせてしまいましたね。

[Dish3] 焼きプチトマト
オーブンで焼いたトマト。レシピは以上です。
焼く事により水分が減って、旨味が凝縮し、とても爽やかな酸味が出てきます。
他の料理やワインが、こってり、まったりだったので、とても良い清涼剤になりました。
やはりサイドメニューは重要ですね。

[Dish4] キャベツの和風ドレッシング
何度も出てますね。好きなのでいいんです。